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ログハウスの魅力|仕組み・構造

ログハウスの仕組み・構造

一般的にログハウスとは丸太を横にして積み上げて壁を構成し、 その交点で丸太をお互いに切り欠いて組み合わせたもので、 日本の建築基準法では「丸太組構法」と呼ばれています。 「丸太」と呼んではいますが、実際の断面形状は丸い物だけではなく、長方形に加工した物も含みます。

日本には古来より正倉院などにも使われている「校倉(あぜくら)造り」と 呼ばれる構法がありますが、基本的な仕組みは「丸太組構法」と同じです。

ログハウスは大きく分けると、手加工の丸太をそのまま使用するハンドカット ログハウスと、角型、D型、丸型などに機械で均一に製材したログ材を使用する マシンカットログハウスに分類されます。

また「丸太」を柱、梁として組み合わせ建物を造る構法を「ポスト&ビーム」と 呼び、これもログハウスの一部とされています。 「ポスト&ビーム」は「軸組構法」の一種となります。

ログハウスは使用する樹種、ログ材の断面形状、交差部(ノッチ)の形状、
構造などによっても様々に分類されます。

ログ材の樹種による分類

大きくは国産材とヨーロッパ(主に北欧)、
北米からの輸入材に分けられます。
ハンドカットとマシンカットではよく使用される
樹種が異なります。

  • 国産材
    スギ、ヒノキ、カラマツ、エゾマツ、トドマツなど
  • 欧州材
    欧州赤松(パイン)、ドイツトウヒなど
  • 米 材
    ベイスギ、ベイツガ、スプルース、ロッジポール
    パイン、ホワイトパインなど

ログ材の断面形状による分類

大きくは長方形断面、円形断面、屋外が円形で
内側がフラットなD型断面に分けられます。

交差部(ノッチ)の形状による分類

大きくは交差部から屋外側にログ材が突き出す
「プロジェクトタイプ」、突き出しのない
「フラッシュタイプ」に分けられます。

構造による分類

建築基準法の「丸太組構法技術基準」では、
1階、2階の構造により以下のように
分類されています。

[参考文献]2003年版 丸太組構法技術基準解説及び設計・計算例ログハウス選書13 ログハウス建築大全 地球丸